この社会は競争社会です。
誰かに勝つことが求められ、比べられ、評価され、ピラミッドのように上を目指させられ。
負けないように、
スポーツを
勉強を
芸術を
やらされているのです。
勝たないといけないと思ってやっています。
そう、私たちは競わされている。
競うのは前にも書きましたが、本気を引き出すためにいい面もあります。
つまり、競うことのメリットは過程にあり、勝敗の結果ではないのです。
負けたら意味がないなんてことはないのです。
本気をだす過程にこそ意味があります。
私たちは子どものときからあらゆることを競わされているため、競うことが普通だと思い込んでいます。そのように社会が仕組まれているからです。
でも、私たちが競うことをやめたら?
誰も私たちをまた競わすことはできないのです。
私たちはお互いを敵視して、勝敗を決める必要はなく、平和に助け合って生きていいのです。
競うことをやめれば、この競争社会はすぐに終わってしまいます。
世界は本当は、競うのが当たり前の世界ではありません。私たちは、わざわざ競わされています。
勝ちがいいことと思い込まされています。
勝敗がなくとも、力をだしきることができるのであれば勝敗は必要ないのです。
どんなときに、勝敗がなくても人は力を出しきれるでしょうか?
それは、人のためになにかをやるときです。
誰かのために動くとき本気の力をだせるものなのです。
だから、私たちは本当は競わなくても本気をだせるのです。人のために。
まさに助け合って生きていけば、本気もだせるし平和なのです。
次世代は競うのをやめる人がどんどん増えるでしょう。そうすれば、競う社会が終わりをつげます。競うことに意味がなくなるからです。そして、誰かが競わそうとしても、もう私たちを競わすことはできません。
もちろん戦争なんて起こせるわけがありません。
真の平和が訪れます。
世界はそのように今向かっています。
まず競うことをしている人は考えてみてください。
その競争、必要でしょうか?
平和こそ、みんなの心からの願いではないでしょうか。今から、その未来へ向かいましょう。