愛をもって中今を生きる。

平凡な主婦が自分軸に目覚めた軌跡

農業ってすごい投資

食糧難になるとか脅してきているマスコミに煽られたわけではありませんが、家庭菜園をはじめました。
都内に庭付き一戸建てがあるわけではなく、貸し農園です。人生初の農業です。

コロナ禍で家に閉じ込められた2ヶ月の間に、初めてベランダ菜園をやりはじめましたが、畑は初めてです。
初めてでやり方もよくわからないし、毎日通えるわけじゃなく、素人まるだしなんですが、これが楽しいのです。
食料を作るというより、育てるという工程が楽しいです。
まるで子育て。日々の成長を感じるわけです。
変化のない毎日が、とても変化のある毎日に変わる。
これが育てるということの楽しさかもしれません。

で素人ながら農業やって気づいたことがあります。
農業って最高の投資では?
もちろん、人に売るようなりっぱなものを作るのは相当の努力と労力が必要だと思います。
でも、自分で食べられる程度なら素人でも結構できちゃいます。
小さな種が、土と太陽と雨の力で自力で育っていく。
このさまは自然の力の素晴らしさを感じます。
そもそもお金を投資して増やす、みたいなことが資本主義では当たり前ですが、投資はリスクもあるし、儲かったところでそれはお金という幻想です。

でも、農業は種が育って実になる、葉になる。それを食べることができます。
お金はそもそも食べるために必要ということを考えると、農業はお金がどんどん育っているのとなんら変わりがないのです。
お金という経済圏から外れているから、軽視されがちですが、私たちの生命に直結している投資で、かつ自然との共生という意味で本来の生き方に合っています。
やってみたら、農業のすごさに気がつきます。

やりたくもないことをして、お金を稼ぐ。
自然の力を使って食べ物を作る。
どっちが自分の幸福に直結しているか、やればわかります。
私たちは必要以上の食べ物を作る必要がないように、
本来そんなにお金を稼ぐ必要はないのです。
支配者の奴隷になっていただけなのです。
少しずつ、その経済の檻からでて、本来の自然な姿を取り戻すときにきています。