集団意識とはなにか。
それは自分ごとと感じられる世界の範囲ととらえています。
これは自分軸でとらえる世界ともいえます。
行動を誘導、洗脳するような集団圧力や常識のことを集団意識ととらえる人がいますがそれは全く違うものです。
集団圧力や常識は他人軸世界で使われる考え方です。
集団意識とは自分とつながるより広い範囲を自分ととらえる意識のことです。
その集団意識には、自分軸の人だけがつながることができるといえます。
他人軸がメインの世界では、集団意識というのはとても分断され狭い範囲のみ存在していました。
なのでそれぞれが自分ととらえる範囲も狭く、とても自己中心的になりやすく、また他の人の世界を理解できなかったり、他人事と感じることが多かったのです。
子どもを生み、初めて自分以外の人間の幸せを願うようになり、自分ごと範囲が広がったという人は多いかもしれません。まさに、自分ごと世界の拡大です。子どもと集団意識でつながった、ともいえます。
そのように家族単位では集団意識を共有していた人は今までもいたのです。
でも、核家族化で家族の単位も少なくなり、集団意識はどんどん分断され、変わりに常識や集団圧力などの他人軸的な集団の意識が芽生え、本来の集団意識に繋がらない人が増えていったと思われます。
しかし、ここ最近自分軸の人が増えてきているので、この集団意識につながる人が増えてきたのです。
そうすると、この集団意識は拡大をしてきました。
つまり、みんなの意識世界が合体しつつあり、自分ごとの範囲が広がってきているのです。
自分軸の人なら、もう感じていると思います。
他の人の幸せがうれしい、もしくは不幸が悲しい。自分のように愛せる人が増えたこと。
確かに自分のようにとらえる世界が広がってきています。
このような中では、戦争なぞ起こせるはずもありません。
その現地の人でさえ、自分ごとのように感じる人が増えれば必然的に反対の意見がでるからです。
戦争なんて、他人軸の世界でなければ起こせないのです。
昨今戦争が多くなってきたと感じる人もいるかもしれません。確かに、他人事世界で戦争を起こしたい勢力はいるようです。
でも、自分軸の集団意識の世界が今急速に地球上で広がってきています。
これは自分ととらえる範囲が広がっていることを指します。
だから、戦争は大きくはなかなかならないですよね。戦争は勃発しても自然消滅していきます。
集団意識は日本人の発揮する思いやりのもとになる意識だと思われます。
日本人はもともとこの意識をもっていた。戦後、いろいろな教育で他人軸思考にされた部分もありますが、今本来の日本人らしい集団意識に急速にもどりつつあります。
また世界にも影響して、世界では今までになく拡大してきているのです。
これは目に見えないものなので、実感が難しいかもしれませんが、私自身感覚的に感じています。
そして日本人はそれにとても需要な役割を果たしているとも。
世界に平和がくるのが近いかもしれません。