愛をもって中今を生きる。

平凡な主婦が自分軸に目覚めた軌跡

《自己肯定感②》幼児期からの性教育を

日本の子供たちの自己肯定感が低いということがあって、
これからの時代をいきいきと生き抜くために、
子どもたちの自己肯定感を高める教育というのを考えています。
先日子どもたちに日本の神話を伝えるべき、というブログを書きました。
今日は子どもたちに幼児期からの性教育を、という内容です。
子どもにとって、生は最近のことであり関心ごとです。
自分はどのように生まれたのか?
どうして生まれたのか?
男と女がいるようだけど、なぜ?

子どもにとってはとても自然な疑問です。
これらを伝えるのが性教育です。
でも、今の教育では性教育はタブーなイメージがあり、
小学校高学年から女子は生理などの成長による体の変化を教えるにとどまります。
幼児期には、こうのとりがね、とか
あるとき突然お腹に宿って、とか
なんとなくオブラートにつつまれます。
そして子どもながらに、なんとなくこれはタブーなんだな、と悟り親子で性に関しての会話が封印されるのです。

しかし子どもにとって生きる上で、性をさけては通れません。
将来は結婚して子どもを生むでしょう。
その根幹がタブーのままでは生きにくいのです。
だからといって、性をおおっぴらにすればいいということではありません。
幼児期に自然に沸き上がる疑問のうちに、性や生きることについて肯定的に語ってあげることが大切なのです。
子どもが小学校高学年になり、なにもかも恥ずかしいと感じる前の幼児期が一番話しやすいと思います。

体の仕組み、男の子と女の子の違い、赤ちゃんはどうやって生まれてくるか。自分の体とこころを大切にするためには。
このようなことは幼児期でも十分理解できます。

また昨今の性被害、性暴力についても
子どもで知識がない中被害にあうこともあり、
自分の身は自分で守ることにもつながります。

またタブーにしていても、携帯スマホで情報がいつでもとれる現代では、子どもは興味をもったら自ら検索しだすでしょう。
そのときに、正しい情報ではなく誤った情報に先にたどり着いてしまうかもしれません。
その前に正しく理解しておくことは大切なことです。

私たちの子ども時代は、性教育なんてもってのほかで、
なるべく知らせず、寝た子を起こすな、となにも教えられずに育ってきた人がほとんどです。
積極的に調べた人は、誤った情報による片寄った性癖があったり、消極的な人はほとんどなんの知識もなく、ただ不安で興味を失っている人もいます。
結果、これだけが原因ではありませんが少子化を作りだしています。
結婚もせず、子どもももてなければ、人生の肯定感は必然と下がるのです。
もちろん独身で幸せな人はたくさんいますが、
生き物として根本的に繁殖希望はあるはずです。

そして生まれてきただけですごいこと。奇跡です。
高収入、高学歴でないと、というのは妄想です。

その素晴らしさを子どもたちに知ってほしい。
また将来は是非結婚や子育てを経験してもらいたいと思います。
自己を肯定し、将来を楽しみに生きてほしい。
幼児期の性教育にはそのために重要だと思っています。