愛をもって中今を生きる。

平凡な主婦が自分軸に目覚めた軌跡

昔の人の死生感

ずっと不思議だなと思っていたことがあって、昔の人は今の人と死に対しての価値観が違うなぁって。
侍とか、切腹とかすぐするイメージがあって。戦争でもどんどん飛び込んでいくし、
なんで命を大事にしないんだろう?ってずっと不思議だったんです。
今も昔も命の重みは変わらないはずで、
昔の人も命を粗末にしているわけではないけど、
今の人よりすすんで死んでいくイメージがある。
今の人って、死んだら終わりって感じがするから、とにかく死を回避しようとしている。

違いは、死が終わりか、終わりじゃないか。
死生感が変わったんだな、と最近わかるようになりました。
きっと、昔の人にとっては死は終わりではなかった。
どうやって生きるかが重要で、人生の最後の大仕事として死をもってくる感覚がある。
だから、必要な死はすすんで引き受けるような感じなのかもしれません。

今の人は死は終わり。
とにかく終わりたくない。終わったらすべてが終わるという恐怖の中生きている。
私もそういう感覚ありました。
一度きりの人生だから、、、と失敗を恐れたり、後悔したり、未来を心配したり。

今、私の死生感は昔の人のようになっています。
いかに生きるか。
今、私はなにをしたいか、するか。
そこに集中できるようになりました。

今回コロナのことで、今の死生感をもっている人にとっては窮屈で恐怖で心配な日々でしょう。
目覚めて、ご先祖のもっていた感覚を取り戻してほしいのです。

証明はできませんが、恐らく死は終わりではありません。
まだまだ長く続く旅の通過点に過ぎない。
だから、今が大切。
永遠に続くと思うから、未来でも過去でもなく、今が大切だと気づけるのです。

昔の死生感を取り戻すときだと感じます。