愛をもって中今を生きる。

平凡な主婦が自分軸に目覚めた軌跡

真の民主主義とは

次の首相は?衆議院選挙は?
という話題が世間を賑わせているようなので、
今日は民主主義の話しをしたいと思います。

民主主義ってなんでしょう?
私の感覚では、独裁のように王様が決めるのではなく、
みんなで話しあって決めようっていうイメージです。

それはそうだと思うのですが、
私たちは民主主義を誤解しています。
民主主義というと、多数決だと思っていませんか?
数が多いほうに決定権があると思っている人が多いです。
例えば、クラスでなにか決めるとき、一番多い意見が通ります。
もちろん、それはよりたくさんの満足が得られる決定を迅速にする手段として使われているものです。
実際政権をとるのは多い政党。
選挙を通るのは票を多くとった候補者。
だから、数が多いことが正義となると勘違いしてしまっても無理はありません。
しかし、民主主義とは多数決でしょうか?
多数のほうの意見が正義となり、少数意見を無視していく方法は本当の意味での話し合いではないのです。

今の民主主義はほとんど多数決となってしまっています。それであれば、マスコミやネットで情報を操作して多数を集めた人の独裁政治となりかねません。
多数でも間違うことあります。ミスリードされていることもあります。
現在の多数優勢の民主主義では誤りを修正しにくく、誰かに操作され独裁されやすくなります。
多数決とは、一種の思考停止状態なのです。

ではどのようなものが、本当の民主主義なのでしょう?
それを私は多数決ではなく、和合したもの、と捉えています。
なにかを決めるとき、意見が一致しないのは当然です。そのときに多数決で、少数派の意見を切り捨ててしまうのではなく、みんなで和合を目指すのです。
意見がちがって当然という前提で、少数派の意見に耳をすませます。そして両者の意見で良いところを和合し、両者が納得できる案をクリエイトするのです。
これからの民主主義は、この和合がキーポイントになってきます。
つまり、話し合う前にはなかった案が、話し合うことでクリエイトされ、和合されて誕生します。
これが真の民主主義。
じつは、日本人はDNAレベルでこういうことが得意な人種です。
世界に先駆け、真の民主主義を発揮し、世界の手本となる気がします。

和合!日本!