愛をもって中今を生きる。

平凡な主婦が自分軸に目覚めた軌跡

資本主義が変わる予感

少し込み入った話しになるのですが、ロシアが金本位制を打ち出したというニュースを聞きました。
これは、とうとう動きだしたということかもしれません。

私は社会にでたときから、資本主義というカラクリがしっくり来ず、一生懸命に飲み込もうとしても納得ができなかった思いがあります。
それでもこの世界はそのようになっているのだから、と半ば諦め他人軸で生きていくことを自分に強いていたのです。
資本主義、それは成長を前提とした経済で、競争により成長を促します。
強いものが勝ち、弱いものが負けるという弱肉強食で、結果勝者もずっと成長し続けなければなりません。
そのために私たちは自分たちの人生をだいぶ犠牲にして、資本主義という謎のものの成長のためにあくせく働かなければなりませんでした。

でも、若いときの私は思ったのです。
いったいいつまで成長すればいいの?
もう成長しなくていいって休める日はこないの?
このままではいつか風船が爆発するように限界がくるのでは?

経済について学ぼうとしても、そこには謎が多く、ハッキリしない。世界恐慌バブル崩壊も、なにかの限界がきたのだろうけど、原因がよくわからない。
となると、この資本主義さえも怪しく、いつか限界がきてもおかしくないとずっと思っていました。

そして、ついにそろそろその限界がくるようです。
ロシアが金本位をとるというのはそういうことが始まった証でしょう。
これから資本主義が変わろうとしています。

お金というものに捕らわれていた私たち。
生活も人生もお金に縛られていました。
私たちが真に自由になるにはこのお金に囚われている状況が変わる必要があります。
お金のために人生を犠牲にしても働くということを、そろそろ変えるときがきたのかもしれません。

資本主義の次には、精神主義のような時代がくると思っています。
それは愛や信頼が世界の中心となるような世界です。
お金が中心の資本主義から、
愛と信頼が中心の精神主義へ。
それは無理やり成長させたり競争を強要する世界ではなく、循環と自由と尊重の世界です。

そしてこの精神主義のような感覚において、
世界で最も比でているのが日本人なのです。
思いやりや他者をリスペクトし尊重することを昔から脈々と続けてきた世界でも最古の文化をもつ日本人。
その感覚が世界の手本となり牽引していくことになるのではないかと私は思います。

その序章が今少しはじまった気がします。