私たちが受けた教育、マスコミによる洗脳というのは、他人軸を刷り込むためのものだったということを散々伝えています。
この洗脳は、だんだんと解けてきていますが、やはり何十年も成功してただけあり、人々の頭の中からなかなか離れないのです。
それをありありと表しているのが、
「指示待ち人間」です。
かつての私もそうだったのでよくわかります。
判断したくないのです。
誰かの言いなり、空気や多数決、上司の命令で動きたいのです。
特に仕事というと、ことさらです。
責任もとりたくない。失敗したとき、誰かのせいにもしたいのです。
自分では責任をとりたくないのです。
だから、みんな判断をしなくなっています。
これを思考停止状態といいます。
今日、給食の黙食が緩和されるというニュースがありました。
子どもが先生に聞きました。
「もう給食で話していいって本当?」
先生は
「まだ区からなにも言われてないからだめだよ」
もちろん、これはトップに忠実な真面目な先生なのです。
でも大人たちは黙食してますか?
どこのレストラン、カフェ、居酒屋でも、みんな楽しそうにお食事してますよ。
子どもにだけ、なぜ黙食を強いるのでしょうか?
判断したくないのです。
いいとも、だめとも、自分では決められない。
上の通達通りにするように教育されているのです。
これが普通になってしまっています。
自分軸になるということは、自分で判断するということです。
組織にいても、できるはず。
よく考えて自分でなにがいいのか判断してみましょう。
周りを巻き込む必要はないのですが、自分だけは自分の意見をしっかりもつことが、これからの時代には必要です。
その上で周りとどう付き合うか、が問われています。